Dr.Werner VogelsのKeynote 冒頭のジョークムービーでの会話を英語で文字起こししてみた #reinvent
データアナリティクス事業本部の川崎です。
re:Inventのようなカンファレンスのセッションをライブで聞けることを目標に、日夜英語学習にも取り組んでいます。オンライン英会話のレアジョブ毎日続けてます。
今回は、英語学習の一環として、Dr.Werner VogelsのKeynote の冒頭で流されたジョークムービーの会話の文字起こしと、日本語訳に取り組んでみました。
もし興味を持たれた方がいらっしゃいましたら、ご自身でもディクテーションしてみてください。業界用語の理解も必要な難題ですが、正解が得られたときの達成感は非常に大きいのではないでしょうか。
※ 聞き取れなかった箇所は「####」と表記していますので、もしこのブログをご覧の方で、単語がわかったというツワモノの方がいらっしゃいましたら、ぜひコメント欄でその単語を教えていただけないでしょうか?
Keynoteの動画
冒頭 【0:03〜2:07】 がジョークムービーの箇所となります。
英語の文字起こし
Secretary: Dr. Vogels, there're some people in your dressing room.
Secretary: They claim to be from "YOUR AGENCY".
Dr.Vogels: AGENCY?
Dr.Vogels: I don’t have an agency.
Man: Hey. What’s up men, How are you doing? Nice to meet you.
Woman: Such a pleasure.
Man: My name is Channing.
Man: I’m a creative director for Crap Work Agencey.
Man: Can I call you VERBS?
Dr.Vogels: No.
Man: Cool. I’ll just dive right into it. Okay?
Man: So, we #### up with our research division.
Man: And we discovered something REALLY interesting.
Man: Every time you wear a new T-shirt, AWS likeability ratings skyrocket up 3 percent,
to the cloud?
Dr.Vogels: Really?
Man: Our strategy team has identified a unique opportunity where we can leverage your new T-shirt at the keynote and if we help you find the right T-shirt, we think that AWS likeability can scale up to like five to six percent year over year.
Woman: Maybe eight to nine percent of our twitter game, ####.
Dr.Vogels: I’ll try to? Can I pick my OWN T-shirt.
Man: Oh, no, Werner, that is like SO last year.
Woman: SO last year.
Dr.Vogels: Okay, show me what you have.
Man: Okay, so, nihilism is like HUGE on TikTok right now.
Dr.Vogels: No.
Man: We don't even know what this means but it's like super ####.
Dr.Vogels: I think our customers are smarter than that.
Man: Yo, yo.
Man: Right, I mean, come on, like ####?
Dr.Vogels: I don't think so.
Dr.Vogels: I know that would be insulting to our customers.
Man: Okay. That's what I've thought.
Man: Last one.
Dr.Vogels: Better.
Man: Now check this out.
Man: Yes.
Dr.Vogels: Well, I wear that face all the time, I wouldn't look good on someone else.
Dr.Vogels: Why don't you let me pick my own T-shirt.
Dr.Vogels: So, thank you your help.
Man: So he’s probably...
Man: That’s a YES, right?
Woman: NO, um...
日本語訳
秘書: Dr. Vogels、ドレッシングルームでお客様がお待ちです。
秘書: 「エージェンシー」から来たとおっしゃってますよ。
Dr. Vogels: エージェンシー?
Dr. Vogels: エージェンシーなんて知らないな。
男性: はじめまして。 お元気ですか?
女性: お会いできて光栄です。
男性: 私はチャニングと申します。
男性: クラップワーク・エージェンシーのクリエイティブディレクターです。(→crap=がらくた)
男性: VERBS(→Wernerの愛称?)とお呼びしても?
Dr. Vogels: いや。
男性: クール、ダイブしなきゃ。
男性: それで、ウチの研究部門が非常に興味深い現象を発見したんです。
男性: あなたが新しいTシャツを着るたびに、AWSの好感度は3%急上昇するんですよ!
Dr. Vogels: 本当に?
男性: 戦略チームは、基調講演で新しいTシャツを活用できるユニークなオポチュニティを特定しました。
我々が最適なTシャツ選択のサポートをすれば、AWSの好感度は前年比5〜6%まで拡大できますよ。
女性: たぶん私たちのtwitterゲームの8〜9%、####
Dr. Vogels: Tシャツは自分で選ぶよ。
男性: オー、ノー。古くさいですよ。
女性: 古くさい。
Dr. Vogels: OK、それじゃ君のTシャツを見せてくれる?
男性: OK。ニヒリズム(nihilism)はTikTokで存在感を増してます。
Dr. Vogels: いや。
男性: 意味はよくわからないが、スーパー####
Dr.Vogels: 我々の顧客は、もっと賢明だよ。
男性: Yo Yo
男性: そう、####
Dr. Vogels: そうは思わないね。
("My system archietecture deprecated your system architecture"というTシャツを見せている)
Dr.Vogels: それは我々の顧客に対する侮辱じゃないか。
男性:OK、それはまさに私が考えていたことです。
男性:最後の1枚です。
("there's no [compression algorithm] for experience"というTシャツを見せている)
Dr. Vogels:多少マシかな。
男性:それじゃ、これを見てください。
男性:YES
Dr. Vogels: そう、いつもそのフェースTシャツを着てるよ。他の人には似合わないだろ。
Dr. Vogels: なんでこのTシャツを選んでもらえないの?
Dr. Vogels: ご協力に感謝します、お引き取りください。
男性:たぶん、
男性:「YES」だよね?
女性:いえ、えーと...
まとめ
次々と登場する、Tシャツのフレーズがハイコンテクストで味わい深いですね。
通常のセッションで語られる英語は、エンジニアにとって比較的聞き取りやすいかと思います。
一方で、このジョークムービーのような、ネイティブ同士による掛け合いは、ライブで聞き取るのがとても難しいと思います。
YouTubeで自動生成される字幕もチェックしたのですが、間違ってる箇所が多かったように感じます。
今はまだ、YouTubeのビデオを繰り返し再生して、それでも単語の特定ができない箇所がありますが、願わくばライブで聞き取れるだけの英語スキルを身に付けたいものです。ハードルはとても高いですが、チャレンジしていきたいと思います。
ちなみに、Dr. Vogelsの英語のアクセントは無茶苦茶クセがあるそうで、調べてみたらWernerさんはオランダ出身とのことでした。